薬疹について

薬疹について

2014.02.11

2/11(火)  薬疹 

風邪が流行っている。

インフルエンザではなくとも発熱や咳で困って市販薬を服用したり、

クリニックを受診される方も多くなっている。

 

大概は薬を服用されて改善していくのだが、中には良くならないばかりか

妙な発疹が出てきたとクリニックを訪れるビジネスパーソンもいらっしゃる。

そのほとんどは薬の副作用が原因で生じる薬疹である。

薬疹には様々な発疹の型があり、湿疹のような発疹が多いが蕁麻疹のような

発疹や体の決まったところに色素沈着を生じる固定薬疹という型もある。

 

薬を中止することで症状は進行しないのが大半ではあるが、中にはショックを

起こすような場合もあり注意が必要だ。

特に以前に薬疹を起こしたのと同じ成分の含まれる薬を服用した場合、ショックを

起こしやすくなるので、一度薬疹を起こしたら何が原因か調べ、それと同じ成分は

服用しないようにすることが非常に大切である。

 

まれではあるが、市販薬の風邪薬を服用して重症の薬疹のひとつ、

スティーブンジョンソン症候群を起こすことがある。

これは皮膚のみならず粘膜も侵される薬疹で、特に問題なのが目に生じることだ。

このため視力障害やドライアイといった後遺症を残してしまう恐ろしい病気である。

 

多忙なビジネスパーソンにとっては風邪のためだけに医療機関まで行くのは

おっくうで、市販薬を服用される機会も多いようだ。市販薬にもこのような

落とし穴があるのでどうか注意して服用していただきたい。

 




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