薬剤による嘔吐や吐き気について

薬剤による嘔吐や吐き気について

2014.03.24

吐き気(悪心)や嘔吐は多くの場合、飲食に関係して生じる。

しかし、特別おかしなものを飲食したわけでもないのに、悪心が生じたり嘔吐したりすることがある。

その 原因の一つに薬剤があげられる。

ことさら強調したのは、まさかと思うありふれた薬で生じることがあるからだ。

ビタミン剤で生じるとは考えにくいだろう。

吐き気

悪心・呕吐は、胃腸が刺激されておきる末梢性と、味覚や視覚などの感覚が、

大脳を経由し呕吐中枢を刺激して起きる中枢性とに大きく分かれる。

薬による悪心・呕吐にはその両者が含まれている。

 

特殊な場合では、抗がん剤のように呕吐が生じることがわかっていても

使用しなければならないものは呕吐中枢を抑制する制吐剤を用いる。

しかし、ビジネスパーソンが日常用いる薬でこのような症状が起きた場合は、

直ちに中止すべきである。

 

厄介なのは、自分が日常用いている薬やサプリメントが原因だとは、

なかなか思いつかないことだ。

受診された方でも関係ないと思われて申告されない場合が多い。

 

このように、原因不明の悪心・呕吐には薬が関係している可能性があることは

覚えておいてほしいし、薬は慎重に扱ってほしいと思う。

 

 




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