股部白癬について

股部白癬について

2014.02.13

2/13(木)股部白癬

 

ビジネスパーソンの中には、冬でも歩き回って汗を流している方が多い。

次から次とやるべき仕事が待っていたら汗をかいて多少蒸れていても、我慢せざるを得ない。

そんな蒸れた股部は絶好の繁殖場所になり、水虫、白癬は冬でも増殖する。

 

ところが「水虫」=「夏」というイメージが強いためか、まさか冬には起きまいと思われ、

股の湿疹が治らないと訴えて受診される方が多い。

中には市販薬や誤って処方されたステロイド軟膏等で悪化させて来院される場合もある。

発疹は確かに湿疹と見分けがつきにくい。

ステロイド軟膏は一時的には炎症を鎮めるので、塗布した時には一瞬良くなったように思えるが、

発疹はじわじわと拡大する。

それでも我慢を重ねて塗布し続け、大きな病変を作り受診する事になる。

 

治療は外用薬が中心だがひどい場合は内服薬も併用する。

数日から1週間もすると発疹が軽減するが、後には色素沈着が残る事もある。

滅多にないが見分けなければいけない皮膚病として湿疹のほか、陰部ページェット病という

皮膚がんの一種などもある。

 

多くの症例は高齢者に集中してはいるが、怪しいと思ったら皮膚科専門医に相談してほしい。

 

 

 




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