漢方薬について⑴ その処方と服用方法

漢方薬について⑴ その処方と服用方法

2013.10.22

10/22(火)漢方薬について⑴ その処方と服用方法

当院で漢方薬処方を行っているのは、漢方薬には西洋薬にない利点を持っているためである。例えば、乾いた咳に西洋薬の鎮咳剤を服用させると喉の乾燥状態を進行させ治癒を遅らせてしまうが、漢方薬ならば喉に潤いを与えることで治癒させようとするため、結果として咳も落ちついてくる。また、女性の冷え性は種々の不調の原因によるものであるが、西洋薬のホルモン剤ではなかなか落ち着かない場合に、漢方薬でかなり対応できる。しかし、いざ処方すると苦くないかとか、粉が苦手などと心配されることがある。逆に漢方薬で処方して欲しいとおっしゃる患者さんも実際多い。今の患者さんは本当に知識が豊かだ。

  現在外来で処方する漢方薬はエキス剤と言われるフリーズドライ状になっており、インスタントコーヒーに似ている。服用方法はアルコール類や炭酸飲料以外のもの、例えばココアなどに混ぜても大丈夫なのだ。原則8時間おきがベターだが、症状が出たときにすぐに服用すべきものもあるので漢方処方を行っている医師と相談して使ってほしい。

 これから風邪の季節。漢方薬もぜひ活用してほしい。次は風邪と漢方について考えてみたい。




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