気になる慢性疾患による下痢

気になる慢性疾患による下痢

2014.04.10

たまに下痢を繰り返すビジネスパーソンが受診される。

下痢の多くは感染性で一時的なものだ。

しかし、食べ物に関係なく下痢を繰り返す場合は要注意だ。

下痢は腸管で充分に水分が吸収されないことで生じる。

腸管自体の問題に加え、胃切除などがあると充分に消化されない食物が

腸に送られ水分をうまく吸収できず下痢を起こす。

 

例えば、胃切除の既往もないのに下痢を繰り返す場合は、一度精密検査を

受けることを勧めたい。

稀ではあるが、内蔵の異常、特に膵臓や胆嚢、大腸の炎症性疾患や腫瘍を

暗示していることがあるからだ。

また、原因がはっきりしない場合の下痢には、甲状腺疾患や過敏性腸症候群なども

考えられる。

 

いずれにせよ、大切なことは医師とも相談しながら原因を探ることだ。

腫瘍を疑っていたが、実は食べ物に対するアレルギーが原因であった、

などということが問診だけで明らかになることも現実にある。

 

下痢をしやすいと何かと仕事にも影響すると思う。

該当するビジネスパーソンは仕事に集中するためにも、消化器専門の病院で

しっかりと原因を調べて欲しい。

 

 

 




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