気になる「加齢臭」対策について

気になる「加齢臭」対策について

2014.12.14

妻や娘から「男臭い」などと言われたことがあるビジネスマンは結構多くおられるのでは

ないだろうか。

女性には馴染みない臭いのため、一方的に「男臭い」と片付けられてしまうのだろう。

この「男臭さ」は、中年以降になると運動してもいないのに独特の臭い「加齢臭」となる。

 

加齢臭の原因が判明されたのは最近(2001年以降)のことだ。

臭いと関係するアポクリン汗腺から分泌される脂肪酸などの排出物が、加齢により

代謝されきれないものが増え、それが皮膚上の細菌分解によってノネナール、

ペラルゴン酸やジアセチルなどに変化させ臭いを生じる。

 

アポクリン汗腺は頭皮、胸部、腋窩および陰部に分布し、男性ホルモンの影響で皮脂腺を

発達させるため男性で加齢臭が強い。

 

加齢臭の対策は、摂取脂肪を減らす、ビタミンC、緑茶(カテキン)など抗酸化物質の摂取

を増やす、脂肪酸の過剰分泌を減らし、体を清潔に保つように心がけることだ。

すなわち、暴飲暴食・過度な喫煙・寝不足の回避と、入浴である。

頭皮の臭いの原因であるジアセチル解消のためにも洗髪をしてほしい。

 

特に飲み会の後にはシャワーを浴びると良い(飲んだ後の入浴は駄目である)。

その上で加齢臭用の石けんを用いればさらに効果が得られると思う。

 

加齢臭対策の実行は、生活習慣病対策とも重なり、さらに人との接触も多い

ビジネスマンにとって有効と思う。

加えて、ご婦人方からのご指摘も避けられるなら、「言うことなし」である。

 

伊藤 院長 2014年12月14日(日)記
カテゴリー:内科・皮膚科・予防と予防対策




カテゴリ: , ,