気になる「おくび(げっぷ)」について

気になる「おくび(げっぷ)」について

2014.05.23

様々な情報に触れることができる時代のせいか、自分は「病気」ではないかと

心配になって受診されるビジネスパーソンは多くなったと思う。

例えば、おくび(げっぷ)が増えたことによる不安などもその1つだ。

 

おくびは胃の中にたまった空気が口から排出される事で生じる現象である。

どの方でも食後や炭酸飲料を飲んだあとには1、2度は経験される事と思う。

胃を切除した方もよくおくびが出るようになる。

 

確かに逆流性食道炎では食道の緊張がゆるむため、おくびが生じやすくなる。

慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんなどでは食物の胃内停留時間が増え、細菌による発酵も

加わって何度も生じる事がある。

このような疾患に対する不安を除外するためには、内視鏡検査やX腺検査を受ける事は

必要かもしれない。

実際に、逆流性食道炎ではおくびに胸焼け、胃もたれ感などを伴う事が多く、

その場合は検査をお勧めしたい。

 

その一方で元来早食いの人、話しながら食事をする人や不安神経症の人も空気を

飲み込みやすいのでおくびを生じやすく、検査をしても異常がない事が多い。

 

受診される前に、落ち着いて「おくび」を起こすような機会や他の症状がないかどうかを

振り返ってみることを勧めたい。

中には「不安」が「安心」に変わるビジネスパーソンもおられると思う。

 

 

 

 




カテゴリ: