梅雨時期のふわっとする「めまい」

梅雨時期のふわっとする「めまい」

2014.07.07

高い湿度と暑さから「めまい」を感じるビジネスパーソンがおられる。

以前ブログでも書いたように、めまいにはふわっとする「浮動性のめまい」と

文字通り目が回る「回転性のめまい」があるが、この梅雨時期には前者が多い。

 

浮動性のめまいとは、失神の一歩手前の状態である。

起立性低血圧、末梢血管の急な拡張、心臓の異常、頭の血流の一時的な減少で生じる。

よくある原因は、脱水や空腹あるいは薬剤による循環血流の減少である。

特に持病もないような若いビジネスマンが立ち上がった時にめまいを生じるのは、

無理をして寝不足と充分に食事を摂らないパターンが多い。

また、逆に過度の炭水化物摂取すると食後に低血圧を起こしやすくする。

 

きちんと食事と睡眠をとっているのに何となくふらつくという場合は少し注意が必要だ。

糖尿病であるかもしれないからだ。糖尿病は血管だけでなく神経にも異常を生じやすい。

このため末梢血管での血圧調整がうまくいかずふらつきを生じるのだ。

なお、ふらつきと胸痛がセットで起きた場合は狭心症や心筋梗塞などを疑いがあるため、

循環器内科で精密検査を受けることをすすめたい。

 

めまいは体の様々な状態を示唆してくれる。

おかしいと思ったらまずは日常生活を見直してみてほしい。

 

伊藤院長 2014.7.7 記
カテゴリー:内科




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