朝食の大切さー起床時はエネルギー切れ状態(スタッフレポート)
2013.12.07
院長の伊藤です。
わたしは基本的に朝食(和食)を欠かすことはありません。
そのおかげで多忙でも元気でいられるのだろうと思っています。
今日はスタッフが毎日患者さんを見ている中で気になった
「朝食の摂取」について書きます。
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12/7(土)スタッフ小野 朝食の大切さー起床時はエネルギー切れ状態
電車に乗っていると、「急病人発生の為、この電車はしばらく停車します」
というアナウンスを時々耳にします。
実際に朝のラッシュ時において、近くの男性が立っていることが出来なくなり、
しゃがみこむという場面に遭遇したこともあります。
そういう時に思うのが、「朝食は食べているのだろうか」です。
人は寝ている間にも心臓を動かし、呼吸をする為にエネルギーを必要とします。
その為のエネルギーは、血糖(血糖とは血液中のグルコース)という形で血液中に蓄えられています。
睡眠中にも血糖は使われていて、起床した時には血糖は下がっています。
つまり起床した時の脳はエネルギー切れの状態です。
そして、起きている時は活動する為のエネルギーが更に必要になります。
朝食を抜くということは、エネルギー切れのまま活動していることになります。
脳はグルコース(ブドウ糖)をエネルギーとしています。
不足すると頭が働かないことにつながります。
手軽なものでも朝食は摂った方がいいでしょう。
簡単で手軽なものとして「バナナと牛乳」がお勧めです。
この組み合わせには五大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)が
揃うからです。そして、今の時期はバナナも日持ちします。
他には「ご飯にみそ汁」、「ライ麦パンに牛乳」です。
ご飯は冷凍がききますので、1回分ずつ、あるいはおにぎりにして保存しておく方法もありますし、
同様に食パンも冷凍がききます。
師走の忙しさを乗り切る為にも是非、朝食は摂る様に心がけてみて下さい。
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カテゴリ: 毎日の健康管理と対策, 食品と栄養