扁桃炎について

扁桃炎について

2014.02.19

風邪を引いたと思うのは、喉が痛いとか寒気がするという症状が出始めたときが多い。

喉が痛い時は軽い粘膜の炎症程度が多いが、腫れている場合、扁桃炎を生じている事がある。

 

扁桃とはのどにある口蓋垂の両脇にあるリンパ球が多数集合した器官である。

役割は口腔というばい菌や他の異物が侵入しやすい器官での防御であり、従来は扁桃腺と

称していたが、粘液を分泌する機能はないため扁桃に改名された。

細菌やウィルスに感染すると働きはじめて腫大する。

細菌が付着した場合は膿みがみられることが多いが、ウィルスの場合は腫れだけである。

しかし圧迫すると痛みを生じることには変わりない。

 

急性の場合は細菌性であれば抗生物質を、ウィルス性と考えたら炎症を抑える薬を

用いるが、慢性の場合はよく診察して決定する。

急性の場合怖いのは、体調が悪く免疫力が低下していると細菌感染が扁桃の周囲に及び、

のど自体を狭くし時には閉塞させてしまう事がある。扁桃周囲炎と呼ばれる状態だが、

とても危険なため怪しい場合は緊急処置のできる病院へ受診する必要がある。

 

慢性化すると様々な合併症を起こす。

少なくはなったが心臓の弁膜症やリュウマチの原因になる事がある。

また手や足に膿疱が生じるようになったりする。

ビジネスパーソンの場合、なぜか忙しい日程の詰まった時に狙ったように起きる事がある。

抗生物質に速やかに反応して軽快するようであれば問題はない。

しかし、病気に勢いがあり、抗生物質の内服をしても良くならない時は直ちに点滴など

きちんとした処置が必要だ。

 

忙しい時に喉が痛くなってしまったら、うがいを行い、体の暖まる栄養のあるものを

食べて休息し、抵抗力を落とさないようにして仕事に励んでほしい。




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