寒くなると目立つ内科疾患 ⑶関節痛・腰痛

寒くなると目立つ内科疾患 ⑶関節痛・腰痛

2013.11.29

11/29(金)  寒くなると目立つ内科疾患  ⑶関節痛・腰痛

 

冬特有の気温の低下に伴うトラブルで受診される方が増えている。

長く寒波が続くと、血行不良となりやすく循環障害を起こす。

ゆえに、手足や膝の関節痛や腰痛が生じてくるのだ。

膝の関節痛

寒くなると、普段関節痛や腰痛に悩まされていない人でも、例えば慣れない引越しなどの

筋肉痛が長引く傾向にある。

胸部や腰部に回り込むような痛みが起きると帯状疱疹ではないかと心配して受診される方も多い。

通常、このような痛みの80-90%は内臓疾患に無関係で、年令とともに増加する傾向にある。

最近は運動不足のせいか若い方でも生じることが多くなっているようだ。

腰痛

治療としては、まず湿布、そして非ステロイド性消炎鎮痛剤の服用でかなり効果はある。

しかし、皮膚科をやっていて心配になるのは、湿布の場合は接触皮膚炎を起こしやすいこと、

内服の場合は薬疹を生じることが少なくないことである。

 

薬疹は生じてしまうと厄介で、入院治療が必要なことも多い。

また交差反応を起こすので他の薬剤でも生じやすくなることがある。

薬疹

このような背景があるので、当院の場合は最小限に湿布や消炎鎮痛剤を用いて、

あとは漢方薬を使っている。この場合、芍薬という成分が働きの中心になる。

足を吊ったような急性の筋肉痛と腰痛のような慢性の痛みに、それぞれ生薬を使い分けている。

 

ここでも繰り返しになるが、漢方には何日も服用してようやく効くというようなイメージがあるが、

実は速やかに作用するので安心して試してみて欲しい。

 

 




カテゴリ: ,