寒くなると目立つ内科疾患 ⑴便秘

寒くなると目立つ内科疾患 ⑴便秘

2013.11.27

11/27 寒くなると目立つ内科疾患 ⑴便秘

 

師走も近づき、室外も室内も乾燥するようになってきた。

体も食物から水分をいっそう搾り取ろうとするため、

水分を充分に摂取していないと便秘傾向になりやすい。

便秘

便秘はつらいため、ついつい下剤に頼って排便しようと癖を付けてしまうと

徐々に薬が効かなくなり、より強い薬を使うはめになる。

 

便秘の要因は色々考えられる。例えば、術後の腸管癒着、大腸癌、大腸ポリープなど

確かに気をつけて欲しい疾患はある。しかし、便秘の大半は機能性便秘と言われるタイプで、

その要因は生活習慣や生活環境と関係する。

 

機能性便秘は急性と慢性に分けられ、急性タイプは旅行など生活の一時的な変化などで

生じるため、坐薬や浣腸で対処して自然に軽快する。

慢性タイプは常習便秘と言われ、腸の動きが悪くなったり痙攣したりするためであることが多い。

この時期にはより悪化しやすい。

 

慢性タイプの人は色々な下剤を使っていることがあり、急性タイプのようには簡単に軽快しない。

まずは、排便習慣の指導、食物繊維を多く含んだ食事、特に朝食の摂取をすすめる。

さらに、薬剤として腸管内に水分を与える下剤などを用いるが、それでも改善しない場合は

漢方薬を登場させる。大黄が含まれる薬を用いるが、そのほかに便の性状や他の身体症状を加味し、

個人個人に合わせた処方をする。

トイレ

長期間市販の下剤を漫然と使用していて心配な方は、

このような方法もあることを知ってほしいと思う。

 




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