寒くなると増えてくる「じんましん」

寒くなると増えてくる「じんましん」

2013.11.11

11/11(月)寒くなると増えてくる「じんましん」

 

食欲の秋。魚介類を食べて「じんましん」を起こして受診される人が増えてきた。

「じんましん」は厄介な病気だ。

食した直後は何ともなく、帰宅して寝ようとする頃に突然かゆみと

発疹が全身に生じ、慌てて夜間急病センターに駆け込む人は少なくない。

じんましん画像

「じんましん」の治療で、患者さんからよく尋ねられるのは、「軟膏処方」と

「湿疹との違い」についてだ。

 

「じんましん」は、皮膚のやや深いところで起きる炎症なので、

軟膏は到達しないため効果はない。しかし、湿疹は皮膚の浅いところで

起きるので、軟膏の効果がある。

しかし、これも「じんましん」と「湿疹」の区別がつかなければ、

軟膏を処方してほしいということになる。

 

 

かゆみのメカニズム1

 

そもそも「じんましん」の発症は、肥満細胞という特殊な細胞が

ヒスタミンを放出することで血管を刺激し、血中の水分が漏れだすことで

生じる疾患である。

 

この肥満細胞を刺激する物質を多く含んでいる代表が「サバ」のため、

鮮度が落ちた古いサバを食べると「じんましん」が起きやすい。

さば

 

特殊な「じんましん」に「接触じんましん」、「物理性じんましん」、

「コリン性じんましん」等がある。

何かに触れて起きるもの、日光や寒さで生じるもの、発汗を伴う際に

生じるものなどである。

いずれの場合もこれらの刺激でヒスタミンが放出されやすくなっている

ことで生じる。

 

「じんましん」で、気をつけなくてはならないのが、かゆみのために、かきむしり

症状を拡大させてしまうだ。

湿疹化2

 

 

「じんましん」かなと思ったら、まず入浴や運動は避けて静養し、早目に受診することを勧めたい。

 

 

 

 

 

 

 




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