寒くなるとおきやすい「高血圧」⑴ −寒さとの関連

寒くなるとおきやすい「高血圧」⑴ −寒さとの関連

2013.11.03

11/3(日)寒くなるとおきやすい「高血圧症」

涼しさが寒さに変わる時期に気をつけなければならないのが高血圧症だ。

血圧は寒くなると高くなる。

体の温度が下がらないよう血管がぎゅっと締まることで、血圧をあげ血液を

より多く全身に循環させようとするためだ。

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高血圧は遺伝性因子と環境因子が相まって発症する。

例えば、父親が高血圧で、本人は若いが拡張期血圧が115以上でタバコを吸い、

メタボ体型でお酒好きなどという人は典型的な高血圧症だ。

 

Screen Shot 2013-11-03 at 8.34.28高血圧と言えば、塩分のとり過ぎやコレステロールの多い食事

についてばかり強調される。

しかし、それは寒さからも影響されるのだ。

そもそも寒くなると温かい鍋物が恋しくなる。

味が濃い方が美味しく感じる(人も多い)。

酒が加わるとその傾向は強くなる。

必然的に塩分摂取量が増える。

例えば、飲み会の後のラーメンはたまらないが、スープまで飲んでしまう

ようだとかなりまずい(ことは知ってはいるが・・・)。

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寒い季節になると室内外の温度差が大きくなることも

問題になる。

寒さを感じると交感神経の働きがオンになり血流を増やし

血圧を上げ、暖かくすると直ちにこの働きはオフになり血圧は下がる。

しかし、このスイッチの切り替えがあまりに急に起こるとストレスとなり

結局血管を痛めてしまう。

脱衣所で倒れる人が後を絶たないのもこのためだ。

 

厄介な高血圧だが、朗報もある。

研究が進みよい降圧剤が次々と開発されているのだ。

1日1回の内服で効果の持続する徐放剤と呼ばれる薬が多くなっている。

これらのことについてさらに説明を続けていくことにする。

 




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