季節の変わり目に起こる「皮膚の悪化」

季節の変わり目に起こる「皮膚の悪化」

2013.10.30

10/30(水) 季節の変わり目に起きる皮膚の悪化

夏から冬の気候の変化がもたらす代表的なものに「空気の乾燥」がある。このため汗をかきにくくなり、皮膚疾患のない方でも妙にカサカサすることがある。慢性湿疹の人はうっかりしていると急に悪化することが多い。

湿度計をみていただければわかると思うが、晴天時にはすでに40−50%まで低くなっており、加湿器を用いても10%程度上昇するくらいである。ここまで下がるとしっかり対応しなければ湿疹を悪化させてしまう。

さらに、体の水分を消費するような行動、激しい発汗を伴う運動、付き合いの飲酒、寝不足などがあると加速度的に湿疹は進行する。

対応方法は様々であるが、入浴時のケアが一番大切である。体温より少し高い39〜41度位のぬるめのお湯に10〜15分ほど浸かり、皮膚に十分に水分を与える。風呂から上がったら今度はすばやくきちんと水分を拭き取り、その上でカサカサしたところや湿疹のあるところを軟膏でカバーする。痒みのないときにはワセリンなどを、医師より処方された軟膏を持っている場合はそれを塗布する。皮膚は就寝中にバリア機能を修復するので、就寝前にきちんとケアすることが望ましい。この他に勧めたいのが胃腸の機能を整えることである。胃腸が弱って下痢傾向が続くと当然ながら体から水分が失われ、皮膚に回る水分が減り、皮膚が乾燥傾向に陥る。便秘にしても体の水分がたりないためにおきることがあるので注意が必要だ。

これからの季節は、体の内側と外側の両面から体調を整えた上で皮膚のケアをして健康な皮膚の状態を保ってほしい。

 




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