命にかかわる「めまい」について

命にかかわる「めまい」について

2014.05.20

週明けに休日にふらふらとめまいを起こし心配になって受診来院される

ビジネスパーソンが増えてきた。

「めまい」については以前ブログでもお伝えしたことがあるが、

良性頭位変換めまいやメニエール病は言わば良性めまいで、

直接命に関わる事のない疾患である。

 

そこで、今回は治療開始の遅れが命に関わる小脳出血が関与するめまいについて

少しお伝えしたいと思う。

その症状に「めまい」、「呕吐」、「意識障害」などがあげられるが、

良性との見極めのポイントは、初めて突然に生じた「めまい」かどうかという点にある。

 

めまいには高血圧が関係する事が多いが、血圧の正常な若年者にも生じる事があり、

初期には意識障害がともなわないことがある。

診断にはCT、MRI検査が必要だが、意識障害など神経症状が認められないと、

先に触れた安全なめまいとして、抗めまい薬で経過観察する事もある。

したがって、「めまい」の診断には問診が重要になる。

 

最初にも述べたように、ほとんどの「めまい」は命に関わらない良性である。

特に途上国に出張するビジネスパーソンは、現地でかなり疲れることが多いため、

この事を覚えておくと無用な心配をしなくてすむと思う。

 

 




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