冬に活用したい漢方薬療法⑵風邪 ー咳・鼻水

冬に活用したい漢方薬療法⑵風邪 ー咳・鼻水

2013.11.17

11/17 (日)冬に活用したい漢方薬療法⑵風邪ー咳・鼻水

 

いよいよ風邪の季節の到来。

インフルエンザ予防接種や風邪で受診するビジネスパーソンが増えてきた。

それに伴って、風邪薬を服用しても「咳が止まらない」・「眠くなるので困る」

などの訴えも増えてきた。

 

風邪症候群に対しては、総合感冒薬、抗ヒスタミン剤、中枢性非麻薬性

鎮咳薬などが標準処方されている。

体力がある人なら効果が期待できるが、そもそも風邪をひく時はどのような人でも

多少なりとも弱っており治りづらいことが多い。

 

さらに最近は、アレルギー反応を起こしやすい人、車の運転をするため

抗ヒスタミン薬を使えない人やこれからある重要な商談のため何とかして欲しい等の

要望が多様化し、西洋薬の標準処方では対処が難しい場面も増えている。

そのような時には西洋薬と漢方薬を組み合わせるとかなり改善する場合が多い。

風邪を引いたときの患者さんの要望の多様化

例えば、鼻水を減らす薬は西洋薬では抗ヒスタミン剤ないしは抗アレルギー剤になる。

しかし、眠気を催すビジネスパーソンは結構いらっしゃる。

ところが、漢方薬の場合は症状が出た時に服用し、眠気を催すことはない。

鼻水

特にお勧めしたいのは、咳を止めたい場合だ。

咳止めを飲んでいるのに良くならないと訴える人は案外多い。

本人も息苦しいし、咳の音が出る分だけ周りに気を遣ってしまう。

西洋薬の咳止めは咳を引き起こす神経興奮を抑えようとするため、

喉の粘液分泌に影響し、粘膜を乾燥させてしまう。

漢方薬の場合では咳の原因である粘膜に作用して修復しようとするため、

改善することが多いのだ。

喉・咳

漢方薬はフリーズドライ状なので、普通の粉薬とも違うし、錠剤を選ぶことも

できるように進化している。しかも西洋薬より安価である。

今回のような症状に該当するビジネスパーソンには、ぜひ漢方薬を上手に

活用し早目に症状を改善してもらいたい。

 

 




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