再び、ヘルペスについて

再び、ヘルペスについて

2014.03.31

決算期が終わり、ほっとしたビジネスパーソンも多いようだ。

最近そういう方に増えているのが「単純ヘルペス」と「帯状疱疹」である。

以前ブログでも書いてはいるが、この辺でもう一度これらの疾患について

振り返ってみたい。

 

これらの疾患に共通するのは、神経に潜伏し機会があると神経を伝わって

皮膚へ達することである。

そして、これらの疾患の違いは、「帯状疱疹」は神経線維の奥深いところに潜伏し、

発症は一生に一度であるが、「単純ヘルペス」は神経線維の浅いところに潜伏し、

何度も再発することである。

 

発症のメカニズムは完全には解明されていないが、疲労し回復した頃に生じやすい。

発症した方に伺うと風邪から回復した後やハードな仕事がようやく終わり、

一息ついた時、あるいは大事なプレゼン後などといった時に生じるようだ。

 

「単純疱疹」は外用薬がOTCで販売されており、それを塗布することで

凌ぐことはできるが、内服治療を行わないと容易に再発する傾向が強い。

一方「帯状疱疹」は、ビジネスパーソンでは痛みが先行することが多いため

整形外科や神経内科で鎮痛剤のみ処方されてから、発疹が出て皮膚科を受診される

ケースをよく見かける。

「帯状疱疹」では治癒後の神経痛(PHN)が問題になるので、なるべく早期から

内服治療を行うと良い。

 

明日から新年度に入る。体をいたわりつつ頑張っていただきたい。

 

 




カテゴリ: