下痢がきっかけの心配な血便

下痢がきっかけの心配な血便

2014.05.28

下痢症の原因は感染性のものが多い。

例えば、急性下痢の場合90%以上が感染性である。中でも大腸菌の占める割合が高い。

多くは抗生剤や整腸剤の服用などで数日間で治癒する。

 

問題になるのは、血便を生じる場合だ。

同じ血便でもアジアやアフリカの国から帰国したビジネスパーソンがある程度の期間を

おいて生じたのであれば、アメーバー赤痢など寄生虫感染症を考える。

しかし、それ以外の下痢で血便を生じる場合は隠れてた腸の疾患を疑う。

代表例は「憩室炎(けいしつえん)」といって、腸の壁の薄いところができ、

そこが便がたまって風船のように膨らむ疾患だ。

若年者に少なく50歳を過ぎた方に多い。

 

憩室炎の場合軽症であれば抗生剤で落ち着かせられるが、万が一破れた時には

腹膜炎を生じる。

 

該当の症状がある場合には、内視鏡の出来る病院で調診断はX線や超音波、

CT、そして内視鏡検査等を勧めたい。

 

 




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