リンパ浮腫について

リンパ浮腫について

2014.03.06

足の腫れは長時間立ち仕事をしている人に多く生じる。

そのほとんどは両側に生じ、一晩休めば速やかに消失する。

しかし、稀ではあるが、片方の足もしくは腕に生じ硬い浮腫を形成する場合がある。

これをリンパ浮腫と言い、リンパ液の流れを邪魔されて生じる。

リンパ浮腫

発症にはいくつかの原因があるが、一つはフィラリアという感染症、もう一つは

癌の手術による影響があげられる。

フィラリア症は象皮病とも言われ、明治時代までは日本でもみられた疾患であるが、

今は主に熱帯地でみられる。

原因は蚊が媒介するフィラリアという寄生虫で、西郷隆盛もかかっていたと言われている。

蚊

日本では人に感染するフィラリアはみられないが、犬に感染するフィラリアは

存在するので、飼い主の方はご存知かもしれない。

もう1つのがんの手術の後に生じる場合は、進行したがんではリンパ節廓清を行うが、

このときリンパ液の流れが変わりうっ滞を生じてリンパ浮腫を生じてしまうことがある。

 

日本にいる限りビジネスパーソンにはほとんど縁がない病気ではあるが、

近年アジアやアフリカの熱帯地への進出企業も増えている。

フィラリアの感染は短期間の熱帯地滞在ではめったに起きないが、長期間滞在し活動する場合は

蚊に刺されないような対策が必要だ。

熱帯地赴任の場合は熱帯病に詳しい専門家にアドバイスを受けてほしいと思う。

 

 

 




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