メラノーマ(悪性黒色腫)について

メラノーマ(悪性黒色腫)について

2014.04.18

マスコミで大げさに報道されると突然気になってくる疾患というのはよくある。

ほくろのガンと言われるメラノーマ(悪性黒色腫)もその良い例である。

 

ほくろはどの人にもみられる発疹の1種である。

メラノーマはその悪性度から恐れられているが、それほど発症率の高い疾患

とは言えない(年間1,500~2,000名程度)。

進行した症例にはかなりひどい状態を示すことが多いため、格好のテレビネタに

なってしまう。

 

そうなると、正常なほくろまでも気になってくるビジネスパーソンもおられる

と思うが、1-2ヵ月で大きさが変化したものを精査すればよい。

精査といっても拡大鏡を用いて観察すると判明するものが多い。

 

確かにほくろの多い方はメラノーマを生じやすい傾向にあるが、

表在拡大型という白人に多い型であって、日本人に多い手や足の

メラノーマの発生率とは関係はない。

 

不安をあおるようなテレビ番組に惑わされて欲しくはないが、

気になっているビジネスパーソンには皮膚科専門医に相談し安心してもらいたい。

 




カテゴリ: