気になる肝斑(くすみ)について

気になる肝斑(くすみ)について

2014.04.04

女性のビジネスパーソンで顔の「くすみ」を気にされている方は多い。

悪性かどうかという心配から美容的な見地での相談まで多くの悩みがあるようだ。

くすみは皮膚科では肝斑と呼ばれている。

 

頬骨にあたる部分や額、口唇付近などにびまん性に分布し、化粧をする年令に

発症する後天性の疾患と考えられつつある。

実は似たような色素沈着性の疾患がいくつかあり、定義もはっきりしないため

他の疾患と混同しがちだ。

 

その本質は皮膚のバリア破壊といわれており、化粧をしたり落としたりする

刺激で悪化したり軽快したりする。

従って日焼けなど炎症性の疾患の後に生じた色素沈着とは一線を画すようだが、

これについては議論が多い。

 

治療は色素を減らす内服薬を補助的に用いながら生活習慣の改善を行うことが

大切である。とは言え忙しい日常診療の中ではなかなか指導もままならず、

補助療法を主に行うことになるが、指導することは、化粧をする時そして落とす時に

こすることをやめることにつきる。

 

新しい化粧品を使う季節でもある。

化粧品とともに使い方も一度振り返ってみてもらいたい。

そして、すでに「くすみ」に悩まされている方には美容皮膚科に

行くことをすすめたい。

 

 

 

 

 




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