遺伝子組換え食品表示⑴(スタッフ レポート)

遺伝子組換え食品表示⑴(スタッフ レポート)

2013.12.28

院長の伊藤です。

栄養学を学んだスタッフ達が「食」に関する役立つ情報を書きます。

今日のテーマ「遺伝子組換え食品」の表示については、EUの方が日本よりも細かいです。

そのせいか、イギリス在住時は毎日のように「遺伝子組換え食品」のことが新聞で取りざたされていました。

今回は日本の「遺伝子組換え食品」表示について語ってくれます。

 

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12/28(土)遺伝子組み換え食品⑴ 

食品衛生学で学習した「遺伝子組み換え食品」の中に、興味深い内容がありました。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、その内容を2回に分けてお話させていただきます。

今回は「遺伝子組み換え食品」の表示についてです。

 

まず、「遺伝子組み換え食品」とは、「農作物などに有用な性質を与えるため

他の生物から有用な遺伝子を取り出し、農作物の遺伝子に組み込んだもの」です。

有用な性質とは、具体的に言うと、味の良い品種に乾燥に強くなる遺伝子を組み込み、

味が良く乾燥にも強い品種を作るといったことを指します。

ただし、全部を組み換えているのではなく、必要な遺伝子だけを入れています。

 

日本で安全性が確認され、販売、流通が認められている遺伝子組み換え食品(作物)は、

食品8作物(169品種)、添加物7種類(15品目)です。

現在のところ、日本国内では遺伝子組み換え作物は商業的に栽培されていません。

遺伝子組換作物の大豆、トウモロコシ、ジャガイモ、ナタネなどは安全性審査を終了しています。

(2012年3月現在 厚生労働省 遺伝子組み換え食品の安全性について

http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/dl/h22-00.pdf2 )

 

実際の表示規定は以下のとおり、

1)「遺伝子組換え」をした農作物を使用した食品 →「遺伝子組み換え」の表示義務あり。

2)しょうゆ、食用油の中に遺伝子、タンパク質が残存していない食品 →表示免除。

3) 遺伝子組み換えをしていない農作物を加工した食品 →「遺伝子組み換えでない」表示不必要

 

従って、よく目にするトウフ、ナットウの表示「遺伝子組み換えではない」は、

販売側の安全性をアピールするために任意表示されています。

 




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