「腫瘍」について

「腫瘍」について

2014.01.05

1/5(日) 「 腫瘍」について

 

痛みが続いて不安が募り「ひょっとして自分はがんではないか」と

一瞬でも頭をよぎったことのあるビジネスパーソンは少なくないと思う。

例えば、胃が痛いと「胃がん」ではないか、腹痛が続けば内蔵の何処かの

「がん」ではないかといった具合である。

 

腫瘍とは、正常の範囲を超えて細胞が増殖するようになった状態のことを指している。

このうち増殖が早く、全身に広がるようになったものが「がん」である。

原因は細胞の遺伝子が異常を起こしたことにある。

 

本来細胞は遺伝子によって必要な時に分裂して増殖し、不要になれば増殖を止め、

古くなればアポトーシスと呼ばれる細胞死を起こし、

脱落して行くというサイクルを持っている。

しかし、細胞の遺伝子に異常が起きると増殖に歯止めがかからなくなる。

この増殖スピードがゆっくりしているものが良性腫瘍、速いものが悪性腫瘍(がん)

ということもできる。

 

良性腫瘍は、脳腫瘍など特殊なものを除いて宿主に致命的な打撃を与えるものは

少ないため、発見が遅れても「がん」ほど手こずることは少ない。

しかし、悪性腫瘍の代表格である「がん」は早期に除去されなければ、

宿主の養分を吸収し死に追いやってしまう。そうはいっても発見まで症状がないために

治療を難しくしていることも実際に多い。膵臓癌が恐れられるのはこの理由による。

 

このように腫瘍はやっかいものであるが、徐々にそのメカニズムが明らかになるにつれ

対策方法も進んできている。

例えば、遺伝子検査である種の「がん」にかかりやすいかどうかが分かったり、

従来の方法では見つけづらい小さな「がん」がPETという方法で早期に発見出来るように

なってきている。

 

痛みが生じて「がん」の不安ににかき立てられる時は、不安をずっと抱こむことなく、

まずは相談して欲しいと思う。

 

 




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