「狭心症」について

「狭心症」について

2013.12.25

12/25(水) 狭心症

 

今年も残すところあと6日。

飲酒の機会も増え、タバコの本数も増しているビジネスパーソンは

多いのではないだろうか。

そのような状況で帰宅し入浴した後や早朝などに、一過性に胸痛が

生じるようであれば要注意だ。

実は寒さ、飲酒、喫煙は狭心症の一つ、冠攣縮性狭心症のリスクファクターの

代表格であるからだ。

 

狭心症は心臓に血液を送る冠動脈という血管の異常で起きる。

胸痛を主とした症状とする病気である。

3種類に分類され、動脈硬化に伴うタイプ、突然のプラークと呼ばれる固まりによる血管の

閉塞によるタイプ、そして、血管が痙攣して血流が充分送れないことによるタイプである。

 

動脈硬化で起きるタイプは血管が細くなり、ある程度の運動で生じてくるため比較的病気

と認識されやすい。

一方残りの2つのタイプは突然生じてくるので狭心症であると分からないでいることが多い。

特に血管の閉塞で生じるタイプは、詰まり方が軽ければすぐに血流が再開するが、

詰まったままだとその血管が養っている心臓の筋肉の壊死、心筋梗塞を引き起こしてしまう。
狭心症1

症状のない時に心電図検査を受けても異常がでないため、健康診断の心電図検査で異常が

なくても胸痛が起きた人は要注意である。

専門医による検査を受けることが好ましいが、ドラマのような大掛かりなカテーテル検査を

いきなりやる場合は少なく、まずは負荷心電図や24時間心電図(ホルター心電図)、

そして、冠動脈CTといった非侵襲性の検査から入ることがは多い。

 

この年末に不安を感じた人は、時間を作って年明けにぜひ循環器専門医に

診てもらうことを勧めたい。

 




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