「扁桃周囲炎」/「扁桃周囲膿瘍」について

「扁桃周囲炎」/「扁桃周囲膿瘍」について

2013.12.20

12/20(金)扁桃周囲炎/扁桃周囲膿瘍

 

呼吸困難は急病センターではよくあることだが、

今回の「扁桃周囲炎」は扁桃炎が悪化し急速に膿がどんどんたまり

「扁桃周囲膿瘍」になる。

さらに進行すると呼吸困難を起こすこともある。

 

成人の風邪はほとんどがウィルス性である。

しかし稀に細菌性の風邪を生じて扁桃炎になることがある。

扁桃とは咽頭のリンパ組織の総称であり、リンパ組織とは

体にとって都合の悪い細菌やウィルスが入り込んだ時増えない

ように働く免疫組織のことである。

 

扁桃炎はこのリンパ組織が働いている炎症で細菌が感染した時も、

ウィルスが感染した時も腫れてくるが、細菌感染の場合膿(うみ)を

生じてくる。

免疫が弱っていて膿が増えると、扁桃の膜と扁桃の下にある筋肉の

膜との間の隙間に波及してくる。これが「扁桃周囲炎」である。

相当に喉が痛くなり、口を開けづらくなるなどの症状も現れる。

 

インフルエンザでもないのに急に高熱が生じ、喉の痛みが異常に

強い時にはこの疾患を疑って耳鼻科で確認してもらうことが必要だ。

 

 




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