「尿路結石症」について

「尿路結石症」について

2014.01.07

1/7(火) 尿路結石症について

 

突然の痛みは、痛みそのものに加え気持ちの上でも非常な負担になる。

その代表格が尿路結石による痛みである。

 

尿路結石症とは腎臓から尿道までの間に結石があるものの総称で、

上部尿路結石症と下部尿路結石症に分けられる。

結石の大きさが尿管よりも小さければ自然に排出され痛みは生じないが、

大きさが尿管と同じか大きくなった場合に問題になる。

尿路を塞ぐため結石に圧力がかかり、強い痛みが生じる。

この場合腎臓は腫れていることがほとんどである。

 

痛みは側腹部、背部、および下腹部などに放散する。

検査により血尿が認められ腹部超音波検査にて結石の音響陰影がみられれば診断確定である。

 

治療としては、結石が5mm以下であれば自然に排出されるまで経過観察を行うが、

海外赴任などの事情がある場合は積極的に治療を行うこともある。

外科的治療は体外衝撃波結石破砕法(ESWL)が主流となっている。

体の外から衝撃波を与え結石を細かく砕き自然排出させる方法で、外科的侵襲がなく

安全な方法である。この方法でも取り除けない場合は経皮的結石破砕術と呼ばれる方法を

併用したり、一部の結石は薬で溶解するので内服療法をしたりすることもある。

 

ビジネスパーソンにとって大切なことはこのような痛みに見舞われることがないよう

予防することではないかと思う。

例えば、結石のできやすいことがわかっている人はまず飲水(1日1.5ℓ以上)をして

尿量を減らさない事が大切である。

次いで食事が重要である。結石を生じやすいものを偏って食べないよう1日30品目以上を

目標にする。同時に運動も大切である。

尿酸値の高い人には内服療法で尿酸結石が生じにくいような状態にもっていく。

 

尿路結石症の痛みは苦しいものである。

結石を作らないように生活上で可能なことを最大限行ってほしい。

 




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