「咽頭炎」について

「咽頭炎」について

2013.12.18

12/18(水) 咽頭炎

 

喉が痛いと受診される方も増えてきた。

喉が痛いと、単純に風邪の症状の1部と片付けてしまいがちだが、

実際はもっと様々な原因で生じる疾患である。

 

咽頭の範囲は、鼻腔ないしは口腔と食道および喉頭の入り口までの間の管を指す。

上咽頭・中咽頭・下咽頭に分けられる(下図参照)。

咽頭部

この図を見るとお分かりと思うが、咽頭は気道としての通路で、

ここは同時に食物の通路(消化管)の一部であることがわかる。

 

咽頭炎というと、風邪をひいたというイメージが先行してしまいがちだが、

実際には熱いものを無理に飲み込んだり、多量に飲酒したりやタバコを吸いすぎたりしても起こるのだ。

 

風邪であれば、去痰薬の服用やうがいなどで自然に治ってしまう。

しかし、タバコの吸い過ぎやお酒の飲み過ぎによる炎症であればなかなか良くならない。

 

さらに、埃が多く乾燥した環境、寒冷ないしは熱気の多い環境で長時間過ごす場合には

慢性化することもある。

稀なことではあるが、火事に遭遇し熱い煙を吸うと咽頭に火傷(気道熱傷)を

負っていることもあるので注意が必要だ。

 

普段は気づかないが咽頭だが、実は我々の生命維持のための重要な役割を担っている。

 

 




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